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寒蘭
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寒蘭とその仲間

寒蘭

寒蘭とその仲間の、特徴は?

日本の寒蘭は、九州、四国、紀伊半島など温暖な黒潮流域である南部の海岸沿いの地域に自生しています。特徴としては秀でた香りと色彩豊かな花色があります。また、葉に縞や覆輪などの柄が現れたものもあります。紀伊半島南部の紀州寒蘭は紅花に優れ、四国南部の高知県の土佐寒蘭は素心、紅花、黄花、桃花と色彩に富み、徳島県の阿波寒蘭と九州南部の日向寒蘭や薩摩寒蘭はともに素心、紅花に優れたものがあります。室内に一鉢あるだけでグッと雰囲気が変わります。実際に手にして育ててみれば千年以上に渡って愛されている理由がわかるはずです。

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    花の時期

    11月中旬から下旬が花の季節です。

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    購入時の良い株の見分け方

    株立ちなど本数が多いものや新木のバルブが大きく葉の枚数が多いものは勢いがありお勧めです。また、根を見られる場合は根が多いものを選ぶこともポイントです。

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    購入後の手入れ

    水苔巻きの場合は、水苔を取り良く洗いながして鉢植え、地植えをします。植え替えしたらなじませるため1週間は毎日水やりを行ってください。

point

春から秋にかけての栽培ポイント

  • ●置き場所

    春、秋は遮光ネット50%、夏は遮光ネット60~80%以上を張った下で、屋外の風通しが良い場所に置きます。木の下などの半日陰も良いです。

  • ●温度

    基本的に屋外での管理ですが、真冬に-5℃を下回る場合は玄関先など屋内に取り込みます。

  • ●水やり

    夏場は4~5日に1回、それ以外の季節は1週間に1回で、鉢底から抜けるほどタップリと与えます。

  • ●肥料

    春、3月~6月に固形肥料を月1回の頻度で取り替えながら与えます。また、9月~11月にも固形肥料を月1回の頻度で取り替えながら与えます。

  • ●病害虫

    暖かくなり始める4月~11月、月に1~2回殺虫剤を行います。

植え替えの時期と方法

2~3年に1回、3月~5月、または9月~12月に行います。目安は、新木が鉢の縁に当たりそうになってきたら行います。新しい楽焼鉢やプラスチック鉢を用意して、根をよく殺菌消毒し、鹿沼土もしくは日光砂を下から大粒、中粒、小粒を入れます。植え替えたら如雨露などで上から下にたっぷりと水が出るまで水やりを行います。植え替え後は、馴染ませるため1週間は毎日水やりを行ってください。

その他

冬は朝方、夏は夕方以降に水やりを行いましょう。